2015.12.07

LIXILは、東京大学大学院情報学環の坂村健教授の協力を得て、住生活におけるIoTの活用に
向けた「LIXIL IoT House プロジェクト」を開始すると発表した。同実証実験施設を2017年
竣工予定で建設する。同社は、2009年に研究を開始した研究施設「U²－Home」で、センサー
技術で生活シーンに合わせて住環境をコントロールするなど、これまでも人やモノ、家が情報で
結びついた“住生活の未来”について研究を重ねてきた。今回、新たに開始する同プロジェクト
では、社員モニターを活用した実生活での検証や、理想モデルに基づく実証実験施設での検証
などを通じて、住まいの中でのIoTの可能性を追求していく。2015年～2016年に構想・予備
実験を行い、2016年～2017年は実証環境の構築、2017年からは、実際に実証実験による有効
性の検証を行っていく方針だ。
同社は、同プロジェクトの研究を通じ、豊かで快適な住生活の未来に貢献していくとしている。

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