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大成建設があらゆる端末で利用可能なT-BIMクラウドビューワを開発

2016.02.16

大成建設は、BIMデータの設計情報をクラウド上で一元管理し、あらゆる端末で共有できる
「T-BIMクラウドビューワ」を開発した。
同技術は、画面情報だけを転送するため、端末の性能に依存せず、タブレットなどのモバイル
端末からも利用でき、客先や建設現場など、いつでも、どこからでも簡単に設計情報を参照・
操作することが可能。ビューワに表示された画面情報を介してクラウド上の設計情報を共有で
き、端末には参照・操作のための専用ソフトが不要だ。設計情報はクラウド上ですべて処理し、
個々の端末には保存されないため、高度なセキュリティを確保することが可能となっている。
ITインフラには、日本IBMのモバイル仮想化技術とクラウド・サービスを組合せて構成してい
る。今後、同社は同技術をBIMデータ量が大きく、効率的な描画処理を必要とする大規模プロ
ジェクトや施工・維持管理業務に展開していく方針だ。

  次世代クラウド環境での「T-BIMクラウドビューワ」イメージ図 ©大成建設

  次世代クラウド環境での「T-BIMクラウドビューワ」イメージ図 ©大成建設