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団体トレンド

次世代公共建築研究会 IFC/BIM部会の取り組みについて<建築保全センター>

2015.04.16

一般財団法人建築保全センターの次世代公共建築研究会 IFC/BIM部会は、BIM活用の研究に
取り組んでおり、BIMの普及へ向けてさまざまな活動を行っている。
IFC/BIM部会は、東京工業大学大学院教授の安田幸一氏を部会長に、参加会員とオブザーバ
ーからなる40名のメンバーで構成され、産学官共同でのBIM運用の研究を行っている部会だ。
諸外国のBIMガイドラインおよびBIM活用事例の収集・分析を行う研究活動や、日本でのBIM
活用の現状と課題などの分析を行っている。

BIMの利用は広がりを見せているが、発注者や受注者などさまざまな立場・異なる組織にまた
がる統合的な情報インフラが整っていないのが現状の課題だ。
同部会はこの課題を解決することが、BIM普及へつながるとして、「統一的なBIMガイドライ
ン」、「誰にでも利用できるBIMライブラリー」、「材料・機器の実用コード体系構築」の
3つの実現を目標としている。
現在、これらの目標に向けて同部会は活動。BIMライブラリーについては、建築保全センター
が4月から建設業振興基金より活動を引き継いだ、機器ライブラリー「Stem」や、建具をはじ
めとする新たなライブラリーの構築により、BIMライブラリーの構築を目指している。コード
体系構築についても定期的な検討が行われており、構築に向けての意見交換を実施している。

また、2014年3月に国土交通省によってBIMガイドラインが策定されたことを受け、同部会は
BIMに関するガイドブックの作成を視野に入れている。これは、主として設計者が初めてBIM
を使用するために必要な内容を、国土交通省のBIMガイドラインを基本にまとめたものになる
という。
BIMの高度な活用事例の紹介や、将来、BIMを用いた国際プロジェクトへの対応など、将来へ
の展開を考慮した解説も盛り込む予定だ。次世代公共建築研究会 IFC/BIM部会は、さらなる
BIMの普及に向けて、今後も意欲的な活動を行っていくとしている。