2016.12.21

高知県中土佐町は、BIMによる新庁舎の基本設計業務の公募型プロポーザルの第二次審査
および審査委員会を開催し、最優秀者は、梓設計に決定した。
同プロポーザルには、著名建築家の事務所や、大手組織事務所を含む設計事務所4社が技
術提案書を提出し、第一次審査（書類審査）、第二次審査（公開プレゼンテーション・ヒ
アリング）を経て、梓設計が最優秀者に特定された。
当サイトで既報のとおり、発注者の高知県中土佐町は同プロポーザルで「BIMによる設計
図作成」を指定したが、地方公共団体が実施する公募型プロポーザルで指定をしたのは、
全国初の試みと言われている。地方公共団体による同様の公募型プロポーザルは今後さら
に増える見込みで、今回のプロジェクトでBIMがどのようなメリットを生み出すかが注目
される。なお、新庁舎の完成は2020年3月の予定だ。

　　　　　　　　 最優秀者の新庁舎デザイン案　Ⓒ高知県中土佐町

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