鹿島建設がBIMサービスプロバイダーを目指す
新会社を設立
2017.04.06
鹿島建設はBIMを専門とする新会社「株式会社グローバル BIM」を4月5日に設立した。
同社は、鹿島建設の施工部門である建築管理本部が中心となって設立された。鹿島建設では
BIMがもたらす“情報の可視化・一元化”というメリットを最大限に活かせるのは施工現場だと
考え、多くの施工現場で積極的にBIMの導入を進め、生産性と品質の向上の実績を上げてきた。
新会社のグローバル BIMでは、鹿島建設の施工段階でのBIM活用のノウハウと実績をベースと
して、建設会社のみならず施主や設計事務所を対象に、IPD(Integrated Project Delivery)や
BIMコンサルティング、BIMモデリングなどを行う。そして、鹿島建設の持つBIMノウハウを
国内のみならず、海外へも提供する、日本初のBIMサービスプロバイダーを目指すとしている。
また、同社では、鹿島建設が開発したBIM進捗管理ソフトや施工計画システムの社外への販売
も行う予定だ。