2017.04.14

日本設計と米国オートデスクは、BIMデータを建物完成後の維持管理段階で有効活用する新し
い仕組みを開発し、今後の主要な取り組みの一つとして推進していくことを発表した。両社は、
2014年9月に次世代BIMの実現を目指してパートナーシップを締結している。
BIMソフトとFMシステムを直接連携するためには、従来は高度なプログラム開発が必要だった。
今回開発した仕組みは、「Autodesk Revit」のモデルデータをクラウド上の開発プラットフォー
ム「Autodesk Forge」を介して利用することで、比較的容易にBIM-FM連携を実現できるもの。
これにより、Revitと既存のさまざまなFMシステムとの連携を実現する仕組みだ。また、3D形
状を複雑化していないため、データが軽く操作性に優れ、迅速な作業が行える。FMシステムで
の3D活用も可能となるため、インデックスとしてBIMを活用し、直感的にFMデータへアクセス
することができるなど、FMシステム活用の幅の広がりが期待できるとしている。

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