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建物の地震による被災度のリアルタイム判定計を開発

2015.04.24

ミサワホームは、ミサワホーム総合研究所およびKDDIと共同開発した、戸建住宅専用の地震
発生時の被災度判定計「GAINET(ガイネット)」を、4月下旬から発売する。
「GAINET」は、住宅の基礎部分に設置する計測部で計測した地震波をもとに、リアルタイム
震度と建物および地盤の被災度ランクを表示し、音と連動して警告するシステム。同システム
により、住宅オーナーは自宅に留まるか避難するかの判断の参考にすることが可能となる。
また、測定された震度や建物の被災度などのデータは、LTEネットワークを経由して瞬時にク
ラウドサーバに集約されるため、同社住宅オーナーの全国の建物ごとの被災度を短期間に把握
し、建物の緊急度に応じたオーナーサポートを行えるという。
今後、同グループとKDDIは、LTEネットワークやクラウドなどを生かしたさまざまな情報収集
・分析の可能性を探り、利便性の高いサービスの提供を検討していく方針だ。