安井建築がIoT環境センサーとBIMモデルを
連携させコンサルを開始
2018.04.26
安井建築設計事務所は、IoT環境センサーとBIMモデルを連携させた日本初となる建築マネジ
メントシステム「BuildCAN(ビルキャン)」を開発し、コンサルサービスを開始した。
BuildCANは、BIMの持つ建物属性情報や、施設管理情報、IoT環境センサー情報の3つのデー
タベースを活用して、さまざまな側面から建築マネジメントサービスを行うシステムだ。
同社が2015年に熊本大学と共同開発したBIMモデルを活用した維持管理システムをベースに
開発された。これらの情報はクラウドで共有できるため、いつでもどこでも情報の把握が可能
で、同システムにより、従来と比べ保全・修繕・更新費用やエネルギー消費量の削減を実現す
る。さらに、アドバイザー機能により快適空間を実現し、クライアントの満足度の向上を図る。
今後同システムには、IoT環境センサー情報の蓄積データベースのAI解析やBEMSとの連動など、
さまざまな機能を付加していく予定だ。