大成建設が社内のBIMノウハウをパッケージ化した
ソフトをリリース
2019.06.25
大成建設は、Autodesk Revitユーザーに向けたアドインパッケージ「BooT.one(ブート.ワン)」
の提供を開始することを発表した。「BooT.one」は、同社が社内で蓄積してきた「BIM規格」
のノウハウをRevitのアドインとしてパッケージ化したもの。「BIM規格」とは、コマンドツー
ル、テンプレート、ファミリ、活用ガイドラインの4つのカテゴリの総称。同社内で長年にわ
たって開発・運用されてきたノウハウを、広くRevitユーザーに提供するものだ。
同製品により、個人のスキルに依存することなく、同じルールで整合したBIMモデルと図面の
作成が可能となる。最初のリリースでは、56コマンド、2,800ファミリの提供から開始し、サブ
スクリプションユーザーに対して定期的にアップデートを行うことで、提供コマンド数、ファミ
リ数は順次追加していく予定。同社は「BooT.one」がRevitユーザーのデファクトスタンダー
ドとなることを目指すとしている。なお、販売開始は7月1日で、応用技術より販売される。