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東洋熱工業が3D スキャナとBIMを連携し建物改修を高効率・高品質化

2015.06.01

東洋熱工業は、3D スキャナとBIMの連携により、高品質化と省力化を図るリニューアル施工
を開始した。
建物改修の際に、現況図がないことや、図面に最新の状況が反映されていないケースは多い。
そのため、建物改修の際に3D スキャナを使用することが増えつつあるが、これまでの3D ス
キャナで得られた点群データからBIM モデルを作成する作業は、点群データの参考資料への
利用や、点群データのトレースに留まっていた。同社では、エリジオンの点群処理ソフト
「InfiPoints」により点群から自動で平面や円柱形状を抽出し、NYKシステムズの建築設備
BIMソフト「Rebro」に受け渡すことで、BIMモデル作成の省力化と高精度化を可能にした。
また、BIMモデルによる施工前検討や各種シミュレーションを行い、施工品質の向上を図る。
同社は今後、ソフト間の連携強化を進め、さらなる高品質化と省力化を目指すとしている。