梓設計らが革新的なワークプレイスの実現に向け
実証実験を開始
2019.10.04
梓設計は、ソフトバンク、ウフルと連携し、働く人のパフォーマンスを最大化させる革新的な
ワークプレイスの実現に向けた実証実験を、梓設計本社で9月30日から来年7月末まで実施する。
実証実験では、働く人のパフォーマンスを最大化させる環境の条件や指標を研究することを目
的に、温湿度や照度、騒音などの環境データを取得できるセンサーや、会議室の利用状況を確
認できる人感センサーを梓設計本社に設置し、データの有用性を検証する。また、会議室内に
カメラやマイクを設置して映像および音声データを収集するほか、メガネや腕時計型のウェア
ラブル機器を同社の一部の社員が身に着け、感情や集中度合い、心拍数に関するデータを収集
し、環境センサーから収集するデータとの相関性を分析するという。今後同社は、分析結果を
もとに指標を作成し、指標に応じた環境の自動制御を実現するソリューションの開発や、実証
実験で収集する各種データとBIMを連携させた、より高度な分析を行うとしている。