2020.08.19

国土交通省は建築BIM推進会議の下、設置した「建築BIM環境整備部会」第5回会合を開催し
令和２年度「ＢＩＭを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業」における今年
度の検証内容などについて議論と検討を行った。今回、同事業に応募のあった40件の提案の中
から6月30日採択された8件のほかに、学識経験者などによる評価を踏まえて、建築BIM推進会
議と連携し、BIM導入のメリットの検証などを行う事業を「連携事業」として位置付け、14事
業を採択した。試行的な建築プロジェクトにおけるBIM導入の効果などを検証する取り組みを
さらに拡大する。今回の連携事業として採択されたのは、大和ハウス工業／フジタの「プロセ
ス横断型試行プロジェクトにおける共通データ環境の構築と検証」や、安藤・間の「設計施工
一貫方式におけるBIMワークフローの効果検証・課題分析」などとなっている。連携事業の期
間は今年度内となっており、成果物として検証等結果を報告書にまとめ公表する。

　連携事業として採択された14事業の提案名と事業者名　Ⓒ国土交通省

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