国交省がサイバー上に3D都市モデルを整備し
東京23区のデータ公開
2021.01.08
国土交通省は、実世界の都市をサイバー空間に再現し、3D都市モデルを整備する「Project
“PLATEAU” (プラトー)」を進めているが、その情報を発信するWebサイトをオープンし、東
京23区全域を網羅した同モデルなどを先行公開した。整備する3D都市モデルは、都市空間に
存在する建物や街路のオブジェクトに名称や用途、建設年などの都市活動情報を付与し、都市
空間そのものを再現する3D都市空間情報プラットフォーム。このモデルには多様なデータが
融合され、都市計画立案の高度化や、まちづくり、防災への活用などを行うことが可能となる。
東京23区をはじめとする全国56都市の3D都市モデルを今年度中に整備し、オープンデータ化
することで誰でも活用できるようにする。さらにデータ整備の過程における知見を整理し「標
準製品仕様・作業手順書」などの各種マニュアルも作成。次年度以降の全国におけるモデル整
備を支援する方針だ。「Project “PLATEAU”」の詳細は、こちらのWebサイトで閲覧できる。