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鹿島らがオープンデータを活用し公共施設の
マネジメントなどを支援

2022.03.17

鹿島は、オープンデータを活用し、地方自治体の公共施設アセットマネジメントを支援する分
析システム「KCITY-M」をグループ会社のアバンアソシエイツなど3社と開発した。
KCITY-Mは、対象自治体に関する国や民間・研究所などの各種オープンデータを集約し、GIS
を用いて、集会施設、図書館、学校などの施設タイプ別に公開情報を整理。その上で「地域
防災」「将来人口・まちづくり」「各施設のマネジメント」の3つの分野毎に分析・シミュレー
ションを行う。“公共施設の地震被害推定”や“将来人口予測による公共施設配置検証”などの項
目の分析が可能だ。さらに3分野の総合分析により、評価指標の重み付けを自治体の状況に応
じて調整し、全体最適の視点に立って施設の総合的な特性や想定される対策の優先順位を可視
化できる。同社グループでは、同システムの活用により、公共施設の維持・再編方策の立案や
地方自治体への支援サービスなどを展開し、地域社会の課題解決に貢献していく考えだ。

 公共施設アセットマネジメント支援システム「KCITY-M」 全体イメージ Ⓒ鹿島

 公共施設アセットマネジメント支援システム「KCITY-M」 全体イメージ Ⓒ鹿島



 総合評価のビジュアル化の例 Ⓒ鹿島

 総合評価のビジュアル化の例 Ⓒ鹿島