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大林組がBIMと連携した空調設計支援システムの新機能を開発

2015.04.16

大林組は、BIMと連携した自社開発の空調設計支援システム「BIMZONE-Σ(ビムゾーンシ
グマ)」の追加機能として、熱負荷計算条件自動設定機能を開発した。
同機能は、煩雑であった熱負荷計算用のデータを自動作成するため、これまで手動で行っ
ていた入力作業が原則不要となる。そのため、設計者は作業負担の大幅な低減が図れ、さま
ざまな熱負荷削減手法の検討に注力でき、より高精度で効果的な省エネ建築設計が可能だ。
BIMZONE-Σは、BIMと連携し、高精度な動的熱負荷計算プログラム「NewHASP/ACLD」
を利用する国内初システム。
建築物の「熱負荷削減」は、数ある建築物の省エネルギー手法の中でも、効果的な手法とさ
れているが、同社では今回の新機能の活用により、効果的な省エネルギー建築の設計および
顧客の多様なニーズに応える設計、施工を追求していくとしている。