大規模点群データによる体育館温熱環境の
迅速CFD解析手法を開発<環境シミュレーション>
2020.06.30
環境シミュレーションは、バックパック型可搬レーザーライザーにより採取した大規模な
3次元点群データから、ポリゴンを経由せずに建物躯体データを直接モデル化し、迅速に
気流・温度のCFD(計算流体力学)シミュレーションを行う手法を開発した。
同手法の作業手順は、初めにバックパック型可搬レーザーライザーにより点群データを採
取し、CFDソフトウェアへ採取した点群データ(1億点以上)の直接インポートを実施。イン
ポートした点群データに角度修正およびトリミング処理を行い、解析用躯体データを3次
元で自動で生成する。その後、給排気条件、熱条件などを設定しCFDシミュレーションを
行う。ここまでの作業手順は、半日程度で実施することができるという。
シミュレーション結果は、同社の建築・土木業界向け3次元熱流体解析ソフト
「WindPerfect」の結果ファイルからさまざまな可視化が可能となっている。
上記についての詳しい情報は、こちらのWebサイトで。