鴻池組、日立建機と共同で建設現場のMC建機とBIM連携技術を強化<福井コンピュータアーキテクト>
2020.12.18
福井コンピュータアーキテクトは、鴻池組が建設中の新研究施設「(仮称)KONOIKE テクノ
センター」において、BIMモデルを基に「GLOOBE Construction」で掘削データの作成並び
にLandXMLデータを出力し、日立建機のMC(マシンコントロール)建機に連携して次世代施工
をアシストする業務への活用を実現したことを発表した。
これまで、MC建機に必要とされる掘削データは、3次元データを作成する際に何度か修正が
発生していたため、変換・修正の手間を要していた。今回、福井コンピュータアーキテクトの
BIM施工支援システム「GLOOBE Construction」で開発したLandXMLデータは、MC建機用
に最適化されたデータとして出力を可能としているため、変換・修正の手間を大幅に削減でき
た。これにより、鴻池組は、MC建機とBIMデータの連携技術強化による業務効率化を実現した。
今後はドローン(UAV)測量したデータを同社の3D点群データ処理システム「TREND-POINT」
に取り込み、点群測量データとして「GLOOBE Construction」へ連携するなど、BIM/CIM連
携についても積極的に取り組んでいくことも計画されているという。
上記についての詳しい情報は、こちらのWebサイトで。