ARで現場の空間を記録し可視化するアプリ「Pinspect」のアップデートを実施
<エム・ソフト>
2021.07.09
エム・ソフトは、建物などの検査・点検箇所をARで記録し、可視化するアプリ「Pinspect(ピ
ンスペクト)」のアップデートを実施し、バージョン3.7.0をリリースした。
Pinspectは、対象箇所の3次元座標を取得し、現場の空間上にデジタル付箋(以下、ピン)として
可視化できる。セットしたピンに写真やメモを紐付けて保存できるため、現場の空間上に付箋
を貼るように指摘事項や損傷具合などの情報を記録することが可能だ。セットしたピンの位置
が図面上に自動反映されるのも特長。レポート作成機能により、保存した写真やメモ一覧、反
映図面などをExcel形式で出力できる。これにより情報共有が図れ、作業箇所の見落としや記録
漏れなどのミスの防止による作業品質の向上とともに、問題箇所の早期発見など生産性向上を
実現する。なお、オプション機能でBIMデータとの連携も可能となっている。
今回のアップデートでは、図面上から直接ピンを設置できる機能を新たに追加。図面の任意の
箇所を長押しするとピンを設置でき、詳細情報の入力が可能だ。これにより、さまざまな利用
シーンに対応でき、利便性が向上する。また、「ボックス詳細画面のARボタンデザイン」など
の各アイコンやボタンをより見やすいUIデザインに改善している。
上記についての詳しい情報は、こちらのWebサイトで。