「Unity Reflect」にアノテーション機能などを追加
<ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン>
2021.07.21
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンは、BIMデータをワンクリックでリアルタイム3Dに
変換できる「Unity Reflect」のアップデートを実施した。
Unity Reflectは、XRを用いたリアルタイム3D体験を、BIMデータから迅速に生成する
AEC業界に特化したソリューション。Revit、Navisworks、Rhinoなどのツールと連携し、
BIMデータの変更を自動的にサーバーに反映。Reflect Viewerを使って、常に最新状態を
3D空間で確認できる。
今回のアップデートでは、アノテーション機能の追加、ビジュアル品質の向上、モデルの最
適化などの機能が追加された。
アノテーション機能の追加では、3Dモデルにコメントを付けられる機能が加わった。コメン
トをクリックすると、その位置にユーザーが瞬時に移動が可能だ。また、特定のオブジェク
トやBIMデータにコメントをすることもできる。
ビジュアル品質の向上では、HDレンダーパイプライン(HDRP)により、物理ベースのラ
イティング、シャドウを使用することで、建築空間を理解しやすくなった。設計レビュープ
ロセスにおいて共同作業している相手と意識合わせがスムーズに行えるという。
モデルの最適化では、先月、同社が実施したPixyz Software(以下、Pixyz)の買収を受け
て、Unity Reflect ReviewにPixyzのテクノロジーを活用した。これにより、モデルが自動
的に最適化され、パフォーマンスと読み込み時間が改善されたという。
上記についての詳しい情報は、こちらのWebサイトで。