ARで空間を記録し可視化するアプリ「Pinspect」
のアップデートを実施<エム・ソフト>
2021.08.04
エム・ソフトは、建物などの検査・点検箇所をARで記録し、可視化するアプリ「Pinspect(ピ
ンスペクト)」のアップデートを実施し、バージョン3.8.0をリリースした。
Pinspectは、対象箇所の3次元座標を取得し、現場の空間上にデジタル付箋(以下、ピン)として
可視化できる。セットしたピンに写真やメモを紐付けて保存できるため、現場の空間上に付箋
を貼るように指摘事項や損傷具合などの情報を記録することが可能だ。セットしたピンの位置
が図面上に自動反映されるのも特長。レポート作成機能により、保存した写真やメモ一覧、反
映図面などをExcel形式で出力できる。これにより情報共有が図れ、作業箇所の見落としや記録
漏れなどのミスの防止による作業品質の向上とともに、問題箇所の早期発見など生産性向上を
実現する。なお、オプション機能でBIMデータとの連携も可能となっている。
今回のアップデートでは、ボックスの複製機能が新たに追加され、過去の点検結果を残しつつ、
同じボックスに新たな点検結果を追加・更新することが可能となった。また、黒板のテキスト
情報をクリップボートにコピーできる機能なども追加されている。
上記についての詳しい情報は、こちらのWebサイトで。