大手ゼネコン5社の協力による「Autodesk Revit」
向け構造用ファミリを発表<オートデスク>
2022.02.15
オートデスクと大林組、鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店は、BIMソフトウェア
「Autodesk Revit」向け構造用ファミリとして、新たに構造系の基礎・杭ファミリ、壁・
床のパラメータについての発表を2月9日に行った。
今回提供される基礎・杭のファミリ、壁・床のパラメータは、これまでのファミリと同様に、
生産・施工するために必要な設計データの種類について、異なる組織間でも円滑に利用でき
るように整備を行い、パラメータを使用した効率的な構造設計を可能にするものだ。これに
より、設計情報を生産工程で利用することができ、複数の組織間や業務プロセスをまたいだ
生産性の向上が期待できるという。
オートデスク並びに大手建設会社5社は、「Autodesk Revit」向け構造用ファミリの国内整
備を進め、JSCA(日本建築構造技術者協会)やBLCJ(BIMライブラリ技術研究組合)などの構
造系BIMを検討する団体へも提案し、設計事務所や、ほかの建設会社などにも利用を働きか
けていくとしている。
なお、今回の構造用ファミリは、後日公開の予定となっている。
上記についての詳しい情報は、こちらのWebサイトで。