高砂熱学工業と国内設備企業初の戦略的提携に関する覚書を締結<オートデスク>
2022.02.22
米国Autodesk社は、高砂熱学工業と設備業界の標準化を展望した新しいBIMシステム構築に
向け、戦略的提携に関する覚書(MOU)を締結したことを2月17日に発表した。Autodeskと国
内設備企業との提携は今回初となる。
高砂熱学工業は、昨年12月に「DX戦略」を策定し公表しており、DXの重要施策としてBIM
ソフト「Autodesk Revit(以下、Revit)」を導入し、業務プロセスの変革に取り組んでいく
としている。
両社のMOU締結の取り組み内容として、Revit User Groupの活動と連携し、建設業界全体の
標準化に協力するとともに、設備工事におけるBIMデータの標準化を率先して取り組む。また、
Revitを活用し、すべてのデータを一元管理することで、顧客とVR/MRによる完成イメージの
共有や、二酸化炭素排出量などの環境性能を数値化し、建物の見える化による建物ライフサイ
クルマネジメントの実現を目指す。
さらに、BIM 360、Forge、BIツールなどを活用し、データ集約・業務の見える化を行い、
データドリブン経営を推進するとともに、自動化による業務の効率化・品質の向上を促進。
Revitと脱炭素化技術を組み合わせることで、グローバル戦略を意識した国際事業の強化など
も行っていくとしている。
上記についての詳しい情報は、こちらのWebサイトで。