大林組、安衛研と共同で「安全AIソリューション」を開発し先行試用企業の募集を開始<MetaMoJi>
2022.07.07
MetaMoJiは、大林組および独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所(以
下、安衛研)と共同で、「安全AIソリューション」を開発。先行試用企業の募集を7月5日
から開始した。
安全AIソリューションは、安衛研の梅崎重夫氏が提唱する労働災害のIMTOC表現を用いて、
蓄積されている安全管理データからMetaMoJiが安全リスク評価のAIモデルを構築し、
大林組における現場での評価を行いながら開発されたもの。
現場では、MetaMoJiのデジタル野帳「eYACHO」や「GEMBA Note」上で労災情報をユー
ザーが登録し、職種、使用機械、予測災害などから「Dynamic Checklist(ダイナミック
チェックリスト)」などの帳票を生成できる。これにより、個人の経験や勘に依存しがちな
これまでの安全管理業務を改善し、組織的にリスクの見える化と安全管理の高度化を実現で
きるという。
MetaMoJiと大林組は、今後もAIの活用により、DXを進展させる業務ソリューションの開発
を進めていく方針だ。
なお、安全AIソリューションの正式なサービス提供開始は2023年の予定となっている。
「安全AIソリューション」の詳しい情報は、こちらのWebサイトで。