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ソリューションニュース

GraphisoftのCEOが来日し日本市場における
今後の展望などを発表<グラフィソフトジャパン>

2022.11.29

グラフィソフトジャパンは、Graphisoft(本社ブダペスト)のCEO
ー・ロバーツ(Huw Roberts)氏の来日に伴て記者会見を実施。ヒー・ロバーツ氏が
日本市場におけるGraphisoftの今後の展望などについて発表を行った。
ヒュー・ロバーツ氏は、まずGraphisoftのミッションや沿革などを交えながら同社の概要につ
いて、わかりやすく解説。Archicadが100カ国以上で建築家やデザイナーに使用されている点
同社が世界15都市に拠点を置きインターナショナルな企業である点を踏まえながら、同ソ
フトと同社が持つ豊富な実績などを紹介した。
同社のソリューションについては、先月に国内リリースされた新バージョン「Archicad 26」
をはじめ、「BIMcloud」や「BIMx」などの特長を解説。サポートサービスである
「Graphisoft Forward」、ベストユーザーのベストプラクティスなどを集めている
「Graphisoft Community」などを挙げながら、さまざまな顧客を支援するためのサービスが
整っていることも詳しく説明した。
その上で、ヒュー・ロバーツ氏は「我々は良いソフトウェアをユーザーに提供するとともに、
統合されたサービス、ナレッジ、そして支援を提供することで、建築家や、さまざまな分野の
人たちから構成されるチームが素晴らしい設計を行えるように支援していきたい」と語った。
また、インフレ―ションやサプライチェーンの混乱といった現在の世界の情勢や課題を踏まえ
ながら、同社がサスティナビリティへの対応、在宅ワークなどの新しい働き方やチームへの貢
献、サブスクリプション型と永久ライセンスへの対応などを説明した。
そして、今後のロードマップとして「ARCHITECTURE」「MULTIDISCIPLINARY DESIGN」「DESIGN TEAM COLLABORATION」「PRODUCTIVE ECOSYSEMS」の4つのカテゴリー
を提示。OPEN BIMやコラボレーションなどの詳細についての説明を行いながら、それぞれに
ついて具体的に解説を行った。
ヒュー・ロバーツ氏は、「現在はメタバースやARなど、さまざまな良い技術が出ています。
先進的な技術を取り込んでいき、業界に対して価値のある製品を提供したい。また、私達のイ
ノベーションで、お客様が現在の世界情勢を乗りきれるお手伝いをしたいと思います。そして、
日本の多くのお客様たちとともに、考えていきたいです」と力強く語った。

グラフィソフトジャパンついての詳しい情報は、こちらのWebサイトで。

 Graphisoft CEO ヒュー・ロバーツ(Huw Roberts)氏

 Graphisoft CEO ヒュー・ロバーツ(Huw Roberts)氏