建築設備専用3次元CADの最新版「Rebro2024」を
4月15日にリリース<NYKシステムズ>
2024.04.12
NYKシステムズは、建築設備専用3次元CADの最新版「Rebro2024(以下、レブロ)」を
4月15日にリリースする。
レブロは、直感的な操作性で、空調・衛生・電気の各種建築設備を正確かつ詳細にモデリン
グできる建築設備専用3次元CAD。
新バージョンでは、排煙計算のシミュレーション機能を搭載。排煙ルートに接続された排煙
口や金網に対する排煙エリアの設定だけでなく、同時開放される排煙口の風量を考慮した圧
力損失計算が行える。同時開放されるエリアの合計風量と系統内の最大風量を比較して排煙
風量を自動計算し、結果を基に「排煙口の選定」、「排煙ダクトの選定」を国土交通省の様
式で出力することも可能だ。
盤の管理機能では、盤の1次側情報の設定が行えるように機能が強化され、定格電流・最大電
流の項目を追加し、複数面の盤に対応できるようになった。電気設備設計支援サービス
「Qrespo(クレスポ)」とのアドイン連携により、レブロから出力した盤情報を用いてQrespo
で盤の重量・サイズを選定し、結果をレブロの盤要素のサイズとして図面に反映できる。
このほか、「クラウドストレージ対応」などの新機能を追加している。
新バージョンは、図面情報を活用した設備DXの実践という業界の取り組みを見据え、建築設
備業に携わる人々の業務効率化による働き方改革や生産性向上をサポートするツールとして、
ユーザーの要望を反映させたものとなっている。
「Rebro2024」の詳細については、こちらのWebサイトで。