建築設備専用CADの最新バージョン
「CADWe’ll Linx V5」を4月22日にリリース
<ダイテック>
2024.04.23
ダイテックは、建築設備専用CADの最新バージョン「CADWe’ll Linx V5(以下、Linx)」を
4月22日にリリースした。
同製品は、建築設備専用CAD「CADWe’ll Tfas(以下、Tfas)」の後継ソフトとして、2020年
より開発・販売を開始した空調・衛生・電気の建築設備3次元CAD。設計~施工~運用まで
業務全体の生産性を向上させるBIMアプリケーションで、ワンモデル運用を前提としている。
今回リリースしたLinxでは、新たな機能の追加や既存機能の強化、BIM運用に必要な各シス
テムとの連携などが行われている。
新バージョンでは、新機能として「盤リスト機能」を追加。これにより、各盤に接続されて
いる電気機器の負荷容量などを集計し、分電盤や動力盤などのリストを表図形やExcel デー
タに出力することができる。また、ピースNoやユニットNoを付加して配管加工帳票の作成
ができる「配管加工機能」も標準搭載された。
さらに、Autodesk Revitとの相互連携でシームレスなデータ受け渡しを可能にするなど、
他社システムとの連携も強化。そのほか、手戻りのない、正確な施工図作成をサポートする
干渉検査機能の強化や、BLCJ BIMオブジェクト標準Version 2.0への対応、Tfas同様に設計
作図モードへの切替が可能になるなど、さまざまな機能の強化と追加が行われている。
「CADWe’ll Linx V5」の詳しい情報は、こちらのWebサイトで。