日本設計と米国オートデスクがデータドリブン設計の
実践に向けて包括契約を更新<オートデスク>
2024.12.11
日本設計と米国オートデスクは、2014年より次世代BIMの実現を目指してパートナーシップ
を締結し、2015年から包括契約(以下、EBA)をしているが、本年10月に4度目のEBAの更新を
行ったことを発表した。
今回のEBAの更新により、両社は、BIMの確立・構築のフェーズから実践のフェーズへ移行す
る中、データドリブン設計の基盤構築に向け、新たなステージへの挑戦を続けていく。
日本設計では、次世代デジタル基盤構想のもとデータドリブン設計の実現を目指し、全社横断
的に全体最適を目指したデータ活用の成功事例構築に向けて取り組んでいるという。
両社は、これまでの3年間、BIMワークフローの確立と実践を積み重ね、高品質・高効率な設計
の実現を目指し、BIMとデータベース連携の構築とプロジェクト活用、DX推進とデータドリブ
ン設計の基盤構築の準備を進めてきた。今後の3年間は、さらなるDX推進に向けて、全体最適
化を目指したデータドリブン設計の確立と実践に注力していく。
具体的には、BIMとデータベースを連携させることによる、全体最適を視野に入れたデータド
リブンな設計手法を確立するとしており、「BIMとデータベース連携による設計の効率化」、
「BIMとデータベースを活用したデータプレチェックによる設計の高品質化」、「BIMを活用
したトータルカーボン算出の試行・実践を通じ、エネルギー効率や環境を最適化するデザイン
の推進」を挙げている。
上記についての詳しい情報は、こちらのWebサイトで。