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ソリューションニュース

信州大学と共同で環境コミュニケーション支援ツールの構築などを開始<イズミコンサルティング>

2025.11.04

イズミコンサルティングは、信州大学 工学部建築学科 中谷研究室と共同で、気候変動を見据
えた建築設計において環境性能快適性コストなどの複数要素を総合的に評価し共有でき
る「環境コミュニケーション支援ツール」の開発に着手したことを発表した。
猛暑や豪雨などの気象が都市や建築環境へ大きな影響を及している一方で、建築には快適性
や経済性、環境への配慮など、複数要素を考慮した計画が求められている。これを受け、
信州大学がこれまで培ってきた予測、最適化、可視化の技術と、同社のLCAや建築環境分野
における実務知見を組み合わせ、適切な設計判断を支える基盤の構築と、その社会実装に向
けた取り組みを進めていくという。
主な研究内容は「標準建物モデルに基づくエネルギー予測モデルを構築」や「都市部の将来
気象予測データ(EPW形式)の生成」、「ツールの実装・業務適用支援」などとなっている。
今回の取り組みでは標準建物モデルを対象としたエネルギー・環境評価やLCA算定の高度化
を進めながら、同ツールのプロトタイプ構築と実用性を検証。将来的には、設計者や施主、
地域社会など多様な関係者による情報共有を通じて、複数パラメータをもとにした設計パター
ンの検討を支援する仕組みづくりを目指す考えだ。
 
上記の詳しい情報は、こちらのWebサイトで。