2025.11.27

富士通四国インフォテックと四電工は、建築設備CAD CADEWA（キャデワ）シリーズの
新バージョンとして｢Fujitsu 建築設備CAD CADEWA Smart V7.0｣をリリースすると発表した。
CADEWAシリーズは、1987年に国内で提供を開始し、建築設備業を中心に多くのユーザーが
利用する建築設備CADだ。
今回の新バージョンでは、BIMデータの活用強化を目的として、メーカー部材およびデータ連
携の拡充を実施。ネグロス電工のケーブルラック部材の搭載により、適合する耐震架台の選定、
重量集計、メーカー型番での数量集計が可能となり、施工品質の向上と時間短縮に貢献する。
また、コメントの連携機能を搭載し、IFCデータとBCFファイルを紐づけることで、異なるBIM
ツールを利用するチーム間でも問題箇所などの効率的な共有が可能となり、意思の疎通を円滑
に図ることができる。作画機能においてもユーザーの作画効率を向上させる機能を搭載した。
そのほかにも他社ソフトとの連携により、3Dレーザースキャナで取得した点群データが利用で
き、改修工事におけるデータ活用が可能になるなど、さまざまな機能の強化が図られている。
なお、同ソフトの販売開始は2026年1月19日の予定だ。

Fujitsu 建築設備CAD CADEWA Smart V7.0の詳しい情報は、こちらのWebサイトで。

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