BIMと不動産管理ソフトのクラウド上での
リアルタイム連携を実現<オートデスク>
2019.08.02
オートデスクは、プロパティデータバンク(以下、PDB)と不動産管理ソフトウェアと建物に
関わるBIMデータを、クラウド上でのリアルタイム連携を可能にするアプリケーションを開
発した。
同アプリケーションは、不動産経営・管理に必要なBIMデータを「Autodesk Revit」から、
PDBの不動産管理クラウドサービスである「@プロパティ」への取り込みを可能にするもの。
オートデスクのクラウドサービス開発環境「Autodesk Forge」とのリアルタイム連携によ
り、クラウド上で完全に連携するため、特別なBIMソフトを起動することなく、不動産クラ
ウドの@プロパティの画面上でBIMデータを利用できるのが特長だ。同アプリケーションに
より、不動産会社や管理会社、企業のファシリティマネージャーが容易にBIMデータを利用
することが可能となる。
さらに、既存建物ストックの運営管理に必要なBIMデータの構築を実現できるという。現在、
これらは日本設計の協力のもと、モデル建物での検証が重ねられているところだ。
今後、両社は維持保全業務の効率化や、投資用不動産の収益向上を支援する新しいアプリ
ケーションに関して、不動産会社や自治体、不動産管理会社など多くの企業に幅広く展開し
ていく方針だ。
上記についての詳しい情報は、こちらのWebサイトで。