竹中工務店がシンガポール建築・建設庁のBIM Awardsを受賞
2016.01.06
竹中工務店が伊東豊雄氏の基本設計を元に設計施工を行い、シンガポールに完成した超高層オフィ
スビル「CapitaGreen」が、「BCA(シンガポール建築・建設庁) BIM Awards 2015 [Project Category] Platinum」を受賞した。CapitaGreenのBIMマネージャーは、当サイトのコラムで執筆
中の同社の石澤宰氏が担当したもので、Platinumは同賞の最高位となる。
シンガポールの建築が環境配慮型(サステナブル)モードにシフトしつつある中で、非常に短い工期で、シンガポールにいままでなかったものを造りあげ、新しい価値を導入するという期待に応える
ために、同社が蓄積してきた技術とBIMの設計手法がフィットし、今回の評価につながった。
石澤氏は「今回、BIMが果たした役割は大きかった。BIMにより、お客様の理解の仕方や現場に対
しての伝え方、物の造り方そのものが変わる」と語った。CapitaGreen は、2015年度の「CTBUH Best Tall Building Awards」のアジア・オーストラリア地域の最優秀作品賞も受賞している。