建設工事業の受注高が14ヵ月連続の増加、11月分は前年同月比6.1%増
2016.01.13
国土交通省は1月12日に「平成27年11月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成27年11月分の建設工事の受注総額は6兆
5,857億円で前年同月比6.1%増加となり、14ヵ月連続の増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆3,698億円で前年同月比7.3%増と6ヵ月連続の増加
となった。下請受注高は2兆2, 159億円で同3.8%増となり、8ヵ月連続の増加となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆1,127億円で、前年同月比0.6%減少し、
民間等からの受注高は3兆2,571億円で、同10.4%増加した。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆8,942億円で前年同月比8.1%増、前月の減少
から再び増加。土木工事は、1兆716億円で同4.1%増、2ヵ月連続の増加。機械装置等
工事は、4,039億円で同11.2%増、2ヵ月連続の増加となった。