2016.03.03

東京大学建築学専攻 ADS(以下、T_ADS)は、「Internet of Behavior ―個が共鳴し合う都市
生態へ―」展を3月5日～13日に参青山ビル外構スペース(東京・港区)で開催する。
近年、一方向的に「サービスを与える／受ける」だけのビジネスに対し、人々の参加を前提に
「経験そのものを提供する」ビジネスが台頭してきたことは、都市デザインの対象が「もの」
から「こと」へ移行してきた流れと合致しているように見受けられる。同展は、こうした社会
状況への応答として、都市における「もの」と「こと」の空間・時間的な移ろいが相互に連関
し合う様を、データを通し、一つのInternet として捉え、その相互作用のメカニズムを把握し、
都市生態への介入の糸口を探るもの。
3月6日(日)には、東京大学で建築家・隈研吾氏などが出演する公開セミナーも開催される。
上記の展示および公開セミナーの詳細は、T_ADSのWebサイトに掲載されている。

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