建設工事業の受注高が16ヵ月連続の増加、1月分は 前年同月比10.5%増
2016.03.10
国土交通省は3月10日に「平成28年1月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成28年1月分の建設工事の受注総額は6兆
537億円で前年同月比10.5%増加となり、16ヵ月連続の増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は3兆8,883億円で前年同月比3.8%増と8ヵ月連続の増加
となった。下請受注高は2兆1, 654億円で同24.8%増となり、10ヵ月連続の増加となっ
た。元請受注高のうち公共機関からの受注高は9,243億円で、前年同月比5.9%減少し、
民間等からの受注高は2兆9,640億円で、同7.3%増加した。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆4,845億円で前年同月比0.4%減、3ヵ月ぶり
の減少。土木工事は、9,870億円で同8.4%増、4ヵ月連続の増加。機械装置等工事は、
4,168億円で同22.3%増、前月の減少から再び増加となった。