建設工事業の受注高が17ヵ月連続の増加、2月分は
前年同月比6.8%増
2016.04.12
国土交通省は4月11日に「平成28年2月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成28年2月分の建設工事の受注総額は6兆
3,331億円で前年同月比6.8%増加となり、17ヵ月連続の増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆1,210億円で前年同月比0.8%増と9ヵ月連続の増加
となった。下請受注高は2兆2, 121億円で同20.2%増となり、11ヵ月連続の増加となっ
た。元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆697億円で、前年同月比2.8%減少し、
民間等からの受注高は3兆513億円で、同2.1%増加した。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆6,268億円で前年同月比0.2%増、前月の減少
から再び増加。土木工事は、1兆813億円で同4.3%増、5ヵ月連続の増加。機械装置等工
事は、4,129億円で同4.0%減、前月の増加から再び減少となった。