日建連が適正工期を自動算定するプログラムを
5月より販売へ
2016.04.22
一般社団法人日本建設業連合会(以下、日建連)は、適正工期での受注を推進し、将来にわたる
担い手を確保することなどを目的に「建築工事適正工期算定プログラム」を作成した。
同プログラムは、1日8時間作業を基本に、完全週休2日と夏期などの連続休暇の取得を前提に、
適正工期を自動算定するもので、第1版は事務所や集合住宅など5つの建物用途、RC造、SRC
造、S造の3つの構造に対応している。建物データとして階数、面積、構造などの工程に影響す
る主な項目を入力すると、入力データを基に杭、山留、型枠、鉄筋、外装・内装などの主要な
工事数量が自動算出され、日建連の施工歩掛に基づいた工程を算出。各工事は予め設定された
施工手順に従い組み立てられ、ネットワーク工程表を自動作成する。同プログラムは5月20日
に販売開始で、価格は一般が28万円で、日建連会員が20万円(いずれも税別)となっている。
同プログラムの発表会は、4月28日(木)に東京のホテルニューオータニで行われる。