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コンピュータを媒介にこれからの建築家を育てる  教育現場展を開催

2016.06.09

クリエイションの未来展の第8回として、建築家・隈研吾氏が監修する「新しい建築教育の現
場展」が、6月12日(日)からLIXILギャラリー(東京・京橋)で開催される。
現在、構造家、デザイナー、設計家など役割を分断してつくられている建築は、今後コンピュー
タを媒介とすることで、全体をひとつとして考えることが可能になる。このことによって建築
家の創造性や建築思想が大きく変わると言われている。より環境や自然の合理性に即した建築
をつくるために、東京大学建築学専攻 ADS(以下、T_ADS)で実践されている、コンピュテー
ションを先進的に活用した教育の内容とその可能性を映像、模型、図面によって紹介するのが
同展だ。縦割りに分割されてズタズタになった、20世紀の建築界をつなぎ直したいという思い
で作られた、T_ADSの活動に触れる絶好の機会と言えるだろう。なお、観覧料は無料だ。
同展の詳しい情報は、 LIXILギャラリーのWebサイトに掲載されている。