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安藤ハザマらがウェアラブルセンサーによる
疲労評価システムを開発

2016.07.05

安藤ハザマとTAOS研究所は共同で、建設作業員の身体的・精神的疲労をリアルタイムに評価
する疲労評価システム「バイタルアイ」を開発した。
同システムは、ヘッドバンド型のウェアラブルセンサーを用いて建設作業員の血流の変化と体
温をリアルタイムで測定するとともに、ヘルメット装着型の計測デバイスで環境温度・湿度を
測定して暑さ指数を算出。測定されたデータはクラウドに自動転送され、専用の解析プログラ
ムによりバイタルデータの評価を行い、身体的・精神的疲労の定量的な評価をするものだ。
評価結果は、管理モニターで現場管理者が確認できるほか、身体的・精神的疲労に変調が確認
された場合には、現場管理者や建設作業員本人にリアルタイムで警告を発信する。
今後は、同システムのさらなる現場運用を通じて、バイタルデータ評価手法の高度化を図り、
熱中症の予兆や疲労蓄積の評価精度を向上させていく方針だ。

         「バイタルアイ」のウェアラブルセンサー・計測デバイスの
           着用イメージ Ⓒ安藤ハザマ

         「バイタルアイ」のウェアラブルセンサー・計測デバイスの
          着用イメージ Ⓒ安藤ハザマ