建設工事業の受注高が20ヵ月連続の増加、5月分は
前年同月比11.2%増
2016.07.12
国土交通省は7 月 11 日に「平成28年5月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成28年5月分の建設工事の受注総額は6兆
3,836億円で前年同月比11.2%増となり、20ヵ月連続の増加となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆3,261億円で前年同月比15.9%増と12ヵ月連続の増
加となった。下請受注高は2兆574億円で同2.5%増となり、14ヵ月連続の増加となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は7,960億円で、前年同月比3.9%減少し、民間等
からの受注高は3兆5,301億円で、同21.6%増加となり、先月の減少から再び増加となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は3兆1,453億円で前年同月比27.1%増、先月の減少
から再び増加となった。土木工事は、8,995億円で同6.9%増、8ヵ月連続の増加。機械装
置等工事は、2,814億円で同32.4%減、2ヵ月連続の減少となった。