2016.09.05

清水建設と名古屋大学は共同で、熟練オペレーターの経験や技量に基づくシールド機操作を
AI化するソフト開発に本格的に着手する。
同研究は、膨大な監視データに基づき実施される熟練オペレーターのシールド機操作に着目
し、オペレーターの操作ルールのモデル化を目指すもの。操作モデルの対象は、シールド機
の推進速度制御と方向制御、および掘削土砂の排出量制御で、収集したデータをもとに、各
種監視データの変化とオペレーターの操作行動との関係を本格的にビッグデータ解析する。
オペレーターの思考の中に築かれている操作ルールをモデル化し、シールド機操作のAI化に
つなげる。
今後、同社は本格的な解析に着手しモデルを進化させるとともに、操作データと掘進管理
データのストックを進め、AIを活用したシールド機操作の実現を目指す方針だ。
 

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