建設工事業の受注高が22ヵ月ぶりの減少、7月分は
前年同月比1.4%減
2016.09.12
国土交通省は9 月 9 日に「平成28年7月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成28年7月分の建設工事の受注総額は6兆
8,144億円で前年同月比1.4%減となり、22ヵ月ぶりの減少となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆6,156億円で前年同月比1.0%減と2ヵ月連続の減少
となった。下請受注高は2兆1,988億円で同2.1%減となり、16ヵ月ぶりの減少となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆3,492億円で、前年同月比8.7%減少し、
民間等からの受注高は3兆2,664億円で、同2.5%増加となり、前月の減少から再び増加
となった。また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆9,248億円で前年同月比4.1%減、
2ヵ月連続の減少となった。土木工事は、1兆2,600億円で同5.3%増、10ヵ月連続の増
加。機械装置等工事は、4,308億円で同3.3%増、4ヵ月ぶりの増加となった。