2016.11.24

新電力大手のエネットと、オーストラリアのベンチャー企業であるCOzero Holdings社は、
スマートメーターからの電力データ・気象情報を人工知能（AI）で解析し、省エネをサ
ポートするサービスを共同で提供することで合意した。同サービスは、高圧電力以上で契
約している法人を対象に、AIがスマートメーターからの電力データをはじめ、気象情報・
建物情報を収集し、膨大な情報を高速・大規模に処理。AIが昼夜を問わずビルの課題や省
エネ施策を管理者へレポートするもの。従来の省エネサービスと異なり、すべてのビルを
遠隔で分析するため、同社が顧客のビルを訪問することはなく、新たな設備投資も必要な
い。データ解析は30分ごとに繰り返され、早朝や夜間、休日などの把握が難しい時間帯で
も問題点を即座に検出が可能だ。同サービスを利用することで、運用面の施策により最大
5～10%の省エネが可能となるという。同サービスは、今冬より提供を予定している。

　サービスイメージ Ⓒエネット

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