建設工事業の受注高が3ヵ月ぶりの減少、10月分は
前年同月比4.1%減
2016.12.12
国土交通省は12月9日に「平成28年10月分の建設工事受注動態統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、平成28年10月分の建設工事の受注総額は
6兆6,981億円で前年同月比4.1%減となり、3ヵ月ぶりの減少となった。
受注者別に見ると、元請受注高は4兆4,494億円で前年同月比4.9%減と3ヵ月ぶりの減
少となった。下請受注高は2兆2,487億円で同2.5%減となり、3ヵ月ぶりの減少となった。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は1兆2,413億円で、前年同月比17.1%減少し、
民間等からの受注高は3兆2,081億円で、同0.8%増となり、2ヵ月連続の増加となった。
また、工事種類別に見ると、建築工事は2兆8,526億円で前年同月比0.8%減、前月の増
加から再び減少となった。土木工事は、1兆1,927億円で同9.1%減、13ヵ月ぶりの減少。
機械装置等工事は、4,041億円で同17.9%減、3ヵ月連続の減少となった。