鴻池組がスマートデバイスを活用した
「杭施工記録システム」を開発
2016.12.16
鴻池組は、スマートデバイスを活用して杭工事の管理を支援する「杭施工記録システム」
を開発した。同システムは、2013年に同社がIT企業のレゴリスと共同で開発したスマー
トデバイスを活用した工事管理システム「KOCoチェック」の新アプリケーションとして
追加されたものだ。
杭伏図に各杭の施工状況を色分け表示することで、杭工事全体の進捗状況が把握できるほ
か、事前にマスター登録した杭の仕様やボーリングデータなどをデバイス上で確認できる
ため、現場での管理業務の効率化や品質確保が可能。また、同システムはクラウドサー
バーを用いているため、データの紛失等が防止でき、現場にて入力された施工記録は、管
理者用のPCや関係者のデバイスからも確認することができる。同社は、今後、ほかのアプ
リケーションと同様に、工事管理の効率化および高度化を目指して全社展開する方針だ。