2016年の新設住宅着工戸数が96万戸を超え、
2年連続増加
2017.02.01
国土交通省は1月31日に「2016年(1月~12月)の建築着工統計調査」を公表した。
国土交通省総合政策局発表の資料によると、2016年の年間の新設住宅着工戸数は、
96万7,237戸で前年比6.4%増となり、2年連続で増加し、3年ぶりに95万戸以上に達
した。
利用関係別に見ると、持家は29万2,287戸で前年比3.1%増加し、貸家は41万8,543戸
で前年比10.5%増え、分譲住宅は25万532戸で前年比3.9%増加した。分譲住宅の内訳
は、マンションが11万4,570戸で同0.9%減少したものの、一戸建住宅が13万3,739戸
で同8.2%増加した。
持家、貸家、分譲住宅の3つで増加となり、2009年以降の8年間の中で見ると、2回目
の95万戸以上となった。