Headline(ヘッドライン)

最新10行ニュース

国土交通省が下水道BIM/CIMモデル事業を募集し、i-Gesuidoを推進

2017.02.06

国土交通省は、ICT活用による下水道事業の質・効率性の向上や情報の見える化を行う
「i-Gesuido」の推進にあたり、下水道BIM/CIMモデル事業の募集を開始した。
i-Gesuidoは、i-Constructionの一環としての取り組み。老朽化施設の増加や激甚化する災害
への対応など下水道事業の抱えるさまざまな課題に対応するため、BIM/CIM、ストックマネ
ジメント、処理場の運転管理、浸水対策の4分野を中心に施策を展開し、下水道事業へのICT
普及を推進していくもの。その中の施策の1つである「下水道BIM/CIM」では図面を3D化し
「情報の見える化」を図ることにより、意思決定の迅速化や設計ミスの減少などの業務の効率
化が期待されている。今回は、その効果検証業務を行う事業者の募集で、対象工事は下水処理
場、ポンプ場の土木・機械・電気新増設工事、機械・電気改築工事。募集対象は地方公共団体
と3Dモデル作成技能を備えた機関の共同事業体で、応募期限は2月27日までとなっている。

 Ⓒ国土交通省

 Ⓒ国土交通省


 下水道BIM/CIMのイメージ Ⓒ国土交通省

 下水道BIM/CIMのイメージ Ⓒ国土交通省