2017.02.23

エコライフエンジニアリングは、AI(人工知能)で居住者の行動を解析し、家全体をIoT化する
「AIスマートホームシステム：キャスパー.AI」の国内での販売を6月頃に開始すると発表した。
キャスパー.AIは、スタンフォード大学の教授らが2015年に米国で設立したBrain of Things
が開発したシステムだ。部屋に設置されたモーション、スイッチ、オーディオなど各種セン
サーから居住者の行動データを収集。集めたデータをAIで解析して居住者の行動を学習するこ
とで居住者の行動・嗜好の予測を行い、住居内の機器に最適な動作を命令し自動化を実現する。
センシングされたデータは機械学習で解析し、音声認識はディープラーニング、最適な動作を
AIと人間どちらが行うかについてはゲームの理論を使って判断している。IoT製品は、異なる
メーカー間では連動ができないなどの課題があるが、同システムは、1つのプラットフォームで
家電製品や機器へ接続・制御可能なため、家全体のIoT化を可能にするという。

　「キャスパー.Ai」のイメージ　Ⓒエコライフエンジニアリング

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