BIMライブラリーコンソーシアムを建築保全センターが今秋設立へ
2015.04.17
一般財団法人建築保全センターは、本年秋に「BIMライブラリーコンソーシアム(仮称)」を
設立すると発表した。同コンソーシアムは、産官学の幅広い団体、企業、大学などへの呼び
かけを予定しており、設立から2年後をめどにBIMライブラリーの構築を目指すとしている。
建築保全センターは、BIMライブラリーの構築の足がかりとして、建設業振興基金が運営
してきた設計製造情報化評議会(C-CADEC)の成果物である、機器ライブラリー「Stem」と
建築設備CAD間で使用されている部品属性を伴ったCADデータ交換仕様である「BE-Bridge」
を引き継ぐ調印式を4月14日に行った。機器ライブラリー「Stem」には、空調機器だけでも
すでに66,833件の登録があるという。同コンソーシアムでは、「Stem」のほかに、建具を
はじめとする建材などのライブラリーの新たな構築を図り、2017年末頃をめどに、BIMライ
ブラリーの構築を進める予定だ。