エコハウス・アワード2017の最優秀賞などを発表
2017.03.23
一般社団法人パッシブハウス・ジャパン(以下、PHJ)は、住宅の年間暖房負荷を大幅に削減し
ながら、デザイン性や快適性にも優れた住宅を選出する「エコハウス・アワード2017」の
受賞作品を発表した。
同アワードは今回が第2回目で、一次審査を通過した17のノミネート作品から、森みわ氏(PHJ
代表理事)ら審査員6名による審査のほか、Facebookでの人気投票および当日の会場投票によ
り選出され、最優秀賞は「倉敷の家」が受賞した。同作品は、コストバランスの良さを目指し
て国産標準仕様の樹脂サッシや換気システムなど、どこでも手に入る素材で部材を構成し、年
間暖房負荷8.03kWh/㎡aを実現した。ウェブ人気賞は、出窓をなくすなどのリノベーション
により、年間暖房負荷3分の1を実現した「暮らしかた冒険家 札幌の家」が受賞した。
上記2作品を含む全ノミネート作品の詳細は、同アワードのWebサイトに掲載されている。