2017.04.17

一般社団法人日本建築学会は、2017年日本建築学会賞を4月14日(金)に発表した。
大賞には「室内空気浄化・換気設計に関する研究と空気環境教育による社会への貢献」により
楢崎正也氏(大阪大学名誉教授)、「鉄骨構造および合成構造に関する研究と発展に対する功績」
により松井千秋氏(九州大学名誉教授) の2名が受賞した。
注目の学会賞(作品)は「直島ホール(直島町民会館)」の三分一博志氏(三分一博志建築設計事務
所代表)、「ROKI Global Innovation Center - ROGIC -」の小堀哲夫氏(小堀哲夫建築設計事
務所代表取締役)の2作品が受賞した。「直島ホール(直島町民会館)」は禁欲的なまでに装飾を
排除した空間が、建築の原点を思わせる強烈な存在感をもつ点などが評価され、「ROKI Global Innovation Center - ROGIC -」は低層型ワークプレイスの在り方を極めて高い完成度で示した
作品である点などが評価された。同賞のさらに詳しい情報は、団体トレンドで紹介している。

　直島ホール(直島町民会館)　撮影：小川 重雄

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